スマホやポケットwifiの料金プランには、2年間の契約をすると安く使えるといったような契約期間の「縛り」があるのがほとんどですよね。この契約期間中に解約すると、違約金として2万円近くかかることがあります。この縛りによって、契約しようか迷っている、他に乗り換えたいけどできないという悩みがでてしまいます。
そこで今回は、契約期間の縛りなし、解約違約金もかからない「縛りなしWiFi」のメリットとデメリットを紹介します。
目次
ポケットWiFiの選び方
現在、多くの会社でポケットWiFiを扱っており、料金体系も契約内容も様々で、正直複雑です。
月額料金にしても、初月は安いけど、1年目以降、2年目以降と値段が変わったりするので使う月数によってもどの会社がお得か変わってきます。
一般的な比較条件としては、
・端末代金
・初期手数料
・月額料金
・データ容量
・速度制限
・契約期間
・解約手数料
があります。
でも次々と新しいものが発売される状況で、いつまで使うかなんて買う段階では分かりません。考えれば考えるだけ悩んでしまう料金体系になっています。
代表的な格安のポケットWiFiは、下記が挙げられます。
・カシモWiMAX
・BIGLOBE WiMAX 2+
・Broad WiMAX
・DTI WiMAX2+
・UQ WiMAX2+
・GMOとくとくBB WiMAX2+
色々なサイトで比較しているので、興味がある方はネットで調べてみてください。
縛りなしWiFiとは?
「縛りなしWiFi」とは、東京都にある株式会社クーペックスが展開するサービスで、通常だと2年や3年の定期契約を結ぶことで割安に使えるWiFiサービスを、定期契約なし、つまり、いつ解約しても解約金が発生しない、その名の通りの定期縛りなしのWiFiサービスです。
格安WiFiのカシモやビックローブなども定期契約があり、期間外に解約すると解約金が発生します。
また、独自のWiFiではなく、大手メーカーのsoftbank(ソフトバンク)やUQコミュニケーションズのWiMAX(ワイマックス)の端末・通信サービスを使うので、端末が怪しかったり通信が遅いなんてこともありません。
ちなみにWiMAX(ワイマックス)は独自に基地局を持っていないので、auと同じKDDIの基地局を使用しています。
出典:縛りなしWiFi
ドコモ、au、ソフトバンク、UQの解約料は?
大手通信メーカーであるdocomo,au,softbank,UQコミュニケーションズのモバイルWiFiの契約はどの会社も2年契約で、それ以前に解約しようとすると、10,000円近い解約手数料が発生します。
また、月額も4,000円以上で、端末代金や初期手数料がかかってきますので、有名で安心感はありますが、割高です。
縛りなしWiFiのメリット
・契約期間の縛りなし
1年、2年と使い続けなくても、途中でやめたいときに解約金なしで解約できます。
・1か月通信制限なし
月の通信容量制限がないので、使い放題です。
・最短で翌日には届く
最短で当日発送、翌日には届くので、急ぎの人にもうれしいです。
・端末本体も無料通信容量制限
端末は無料でレンタルしてくれるので、購入する必要はありません。
・長く使うと安くなる
長く使うと高くなる通信会社が多いですが、縛りなしWiFiは1年目が3,300円、2年目からは2,800円とさらにお得になります。
なんといっても契約期間の縛りがないことが最大のメリットです。いつまで使うか分からない、仕事で短期的に使いたい、ポケットWiFiを試してみたいという人にはとてもうれしいメリットです。
また、月額料金以外は一切費用が発生しないのも、シンプルで分かりやすくていいですよね。
出典:縛りなしWiFi
縛りなしWiFiのデメリット
反対に、デメリットもあるので紹介します。
・キャリアの通信速度制限あり
月の通信容量制限はないですが、キャリアの制限があります。
WiMAXは10GB/3日
SoftBankは3GB/1日
・端末は選べない
WiMAXかsoftbankのどちらかの端末ですが、選ぶことはできません。ただし、エリアの状況によってキャリア(WiMAXかsoftbank)を選ぶことは可能です。
2019年3月時点の端末一覧
・Pocket WiFi 603HW(softbank)
・Speed Wi-Fi NEXT W04(WiMAX)
・Speed Wi-Fi NEXT WX05(WiMAX)
・Pocket WiFi 502HW(softbank)
出典:縛りなしWiFi
・1か月だけ借りるのは不可
縛りなしWiFiは、解約を申し出た翌月末が解約月となるので、最短でも2か月の契約は必要です。
・端末紛失・故障時にはお金がかかる
万が一紛失は故障させてしまった場合は、39,800円(税抜)の弁済金が発生します。
もし心配の場合は、月額500円の安心サポートプランに入っていると、紛失・故障時の費用が10,000円(税抜)に抑えられます。
出典:縛りなしWiFi
・ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)利用時は有料
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードへの切り替えは原則なしです。もし切り替える場合、別途1,005円(税抜)がかかるのと、月間の通信量上限が7GBまで制限がかかります。
縛りなしWiFiをおすすめする人
こんな方には、縛りなしWiFiがおすすめです。
・いつまで使うか分からないので、解約金はないほうがいい
・初期費用は無料がいい
・とりあえずポケットWiFiを使ってみたい
・短期的に使いたい
・通信容量は無制限で使いたい
縛りなしWiFiをおすすめしない人
反対に、こんな要望がある方にはおすすめしません。
・通信速度重視
・端末にこだわりがある
・1か月だけ使いたい
まとめ
ポケットWiFiは携帯電話の料金のようにキャリアによって様々で複雑です。そんな中でも定期契約がなく、初期費用もかからないシンプルな「縛りなしWiFi」を紹介しました。
まずは使ってみたいという方は、ぜひ試してみてください。