青汁って聞くと、「まずそう」「健康的」というイメージがあります。ネットで見ると味も改良されて飲みやすくなっているとか、青汁ハイが流行っている、料理に合う、青汁ダイエットがおすすめなど、色々と話題にもなっています。そこで今回は青汁の効果についてまとめてみました。
目次
青汁に含まれる原材料とその栄養価
青汁(あおじる)とは、大麦若葉、ケール、明日葉などの緑葉野菜を絞った汁のこと。
ウィキペディアより
ウィキペディアによると、大麦若葉、ケール、明日葉が主な原材料となっています。あまり聞いたことがない野菜ですね。
大麦若葉
ビタミンA・ビタミンB・ビタミンC・カリウム・カルシウム・マグネシウム・ミネラル・食物繊維などの栄養素が含まれているようです。ただ繊維質が多くてそのまま食べることはできないようです。検索すると「青汁の原料」とセットで書いてあるので、青汁として摂取することがポピュラーなようです。
ケール
ビタミンA(βカロテン)、カルシウム、カリウム、食物繊維、葉緑色素(ルテイン)などが豊富に含まれているようです。ただ苦味が強くそのまま食べるとまずいので、加工や料理が必要なようです。また、キャベツや大根、ブロッコリーはケールを品質改良してできた野菜だそうです!ケールはまさに「緑黄色野菜の王様」ですね。
明日葉
ビタミン、βカロテン、カリウム、ゲルマニウム、亜鉛、葉酸、食物繊維、16種類のアミノ酸が含まれているようです。また、明日葉以外にはほとんどない黄金のポリフェノールと言われてるカルコンも含まれています。
出典:明日葉の効果・効能。食べ方や副作用まで、明日葉のすごいパワー
青汁による4つの効果
ダイエット効果
食事によるダイエットとしては、食べるものを限定したり、量を減らす食事制限をよく聞きます。青汁によるダイエットは、いつもの食事にプラス青汁を飲むだけ。食前に飲むとさらに効果があると言われています。
青汁に入っているビタミンやミネラルには、脂質や糖質をエネルギーに変える働きがあります。そのため、食事をしてもこの働きによってしっかりとエネルギーになるため、脂肪の原因の脂質や糖質を体に溜めにしてくれます。
また、食物繊維には、水に溶けるとゲル状になる性質があり、糖質の吸収を緩やかにしてくれるので、食べても余計な糖質を吸収せずに便として排出することができます。
美肌効果
青汁に豊富に含まれるビタミンCには、肌に潤いや弾力を持たせるコラーゲンの生成を助ける働きがあるほか、シミやくすみの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きや、そもそも発生させない働きがあります。
また、葉酸にはタンパク質の生成を助ける働きがあり、新陳代謝が活発になることで、お肌を若々しく保つ効果が期待できます。
便秘、むくみ解消
青汁に豊富に含まれる食物繊維は、先ほどのダイエット効果のほか、便秘やむくみの解消にも役立ちます。食物繊維は、便を軟らかくして腸内の通過をよくする働きと、腸の動きを活発にして便を押し出す効果があります。この働きによって便通がよくなり、老廃物が体内に残りにくくなるので、むくみの解消にもつながります。
ガン予防
青汁に含まれるビタミンには、発ガン予防や進行阻止が期待されていますが、知見や論文によってビタミンA,B,C,D,Eのどれが良い、どれに効果があるというのは違ってきているので、はっきりとは言えないようです。ただ、総じて言うと、ビタミンはガン予防につながるということは言えそうですので、青汁にも一定の効果があると期待できます。
参考サイト:ガン予防にビタミンが効く?、ビタミンDによるがん治療
青汁ってまずい?飲める?
ケールや大麦若葉のほか、アンチエイジング効果のある酵素と肌荒れ、花粉症にも効果がある乳酸菌が入った生青汁のを実際に飲んでみた記事がありますのでコチラをご覧ください。
青汁を使ったレシピ
出典:生青汁
出典:生青汁
ジュースや牛乳に混ぜるだけでなく、お酒として飲んだり、料理に入れたりして青汁を摂る方法が色々あります。ずっと飲み続けるものなので、これだけレシピがあると飽きることはありませんね。
まとめ
青汁にはダイエットや美肌効果、便秘・むくみ解消、ガン予防の効果があることが分かりました。ネットで調べると多くの青汁の種類があります。
中でも生青汁には、この効果に加えて、免疫力強化・肌荒れ改善・アトピー性皮膚炎改善・高血圧予防・花粉症予防・糖尿病予防などの効果もあるようです。百利あって一害なしの青汁ですね。
健康や美容が気になる方におすすめですので、興味がある方はぜひ試してみてください。