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あなたの給料が半分に!税金って恐ろしい
自分がもらえる給料からどれくらい国に取られているか知っていますか?
https://doda.jp/guide/heikin/age/
例えば、35歳男性のサラリーマンの平均年収500万円から、実際にもらえる手取りはおおよそ400万円。
年収の2割にあたる100万円が手元に届かずどこかにいってしまいます。
100万円の内訳というと、所得税・住民税で50万円、社会保険料で50万円。
税金で1割にあたる50万円もひかれているんですね。海外旅行に何度も行けますね。
がんばって稼いだ500万円から手元にくる前に100万円も引かれてしまっているなんて驚きです。
さらにそれだけではありません。
もちろん手元に残ったお金で生活をしていますので、食べるものや着るもの、飲みに行ったり家具や家電を買ったりしますよね。
その時にも税金としてまたとられてしまうんです。そう、消費税!
2018年の消費税は8%。手元にあるお金を全て物を買うことに使ったら、400万円が370万円に!
ということは給料でもらった500万円のうち、実際に使っているお金は370万円なんです。
なんだか損していますよね。
その他、持ち家がある人は固定資産税、車を持っている人は重量税、ガソリン税、タバコ税、酒税などなど、色々なところで税金として払っています。
信じがたい事実ですが、日本人である限り、日本の決まりに従うしかないのです。
でもあきらめてはいけません。
脱税は違法ですが、節税は国民の権利です。
ここからは知らないと損する節税方法を紹介します。
年末調整で所得控除
会社では11月に行われる年末調整で払いすぎた税金を取り戻せるタイミングがあります。
これは見込みの所得税等を毎月の給料から天引きしていて、実際の税金額との差が発生するための調整です。
また、税金を減らす制度として下記対象は、所得から除外していい(所得控除)と認められています。
生命保険 生命保険に払っている額の一部を控除
医療保険 医療保険に払っている額の一部を控除
地震保険 地震保険に払っている額の一部を控除
社会保険 社会保険に払っている額の一部を控除
配偶者控除 パート程度の収入の配偶者がいる場合の控除
住宅ローン控除 家を買った、増築したときに組んだローン返済額の一部を控除
その他、下記のような控除もあります。
扶養控除
障害者控除
寡婦控除
勤労学生控除
老年者控除
雑損控除
医療費控除
小規模企業共済等掛金控除
損害保険料控除
寄付金控除
会社に提出する方がほとんどだと思いますが、「医療費いっぱいかかっているから申請したほうがいいよ!」なんてフォローが入ることはないので、しっかりと管理して申請しましょう。
ふるさと納税は寄付金控除対象
ふるさと納税とは?
自分が住む市町村に税金を払うのではなく、応援したい自治体に寄附ができる制度のことです。手続きをすると、所得税や住民税の還付・控除が受けられるほか、寄付した自治体から、お礼の名産品や食品、家具、家電等がもらえます。
どれくらいお得?
いくらでも寄付できる訳ではなく、上限額は年収によって変わります。
その上限額内で自治体に寄付すれば、実質2,000円でその商品を手に入れられるというメリットがあります。それ以上支払った金額は翌年の税金から控除されることになります。
例えば、年収500万円の妻子持ちの人の寄付上限額は40,000円です。
お礼品の還元率が高すぎて問題にもなり今では上限が30%と規制されていますので、40,000円寄付すると最大で12,000円分のお礼品がもらえます。
(寄付金)-40,000円+(還付、控除)38,000円=(実際の支払い)-2,000円
そこに、12,000円分のお礼品が届くので実際は10,000円得したことになります。
引用:http://han-rei.com/fxzeikin/furusato2015.html
自分の寄付上限額を確認してみましょう。
https://www.furusato-tax.jp/about/simulation
申請もラクチン
確定申告をしないサラリーマン向けの還付・控除のための申請も不要なワンストップ特例もあるので、手続きが手間になることもありません。
さらにお酒、ティッシュペーパー、アイスなど様々なので選ぶのも楽しくて、多すぎて困ってしまうほどです。
どうやって利用する?
ふるさとチョイスやさとふるなど、ふるさと納税サイトがありますが、おすすめは楽天市場。商品数は限られますが、楽天市場から買うと楽天ポイント1%、さらに楽天カード会員だと3%、期間限定でそれ以上になる場合も。40,000円寄付すれば1,200円分以上のポイントが付くイメージです。
これを使わない手はありません。
○2019年10月から消費税は10%に!
今までの消費税の歴史です。
~1988年 なし
1989年~ 3%
1997年~ 5%
2013年~ 8%
今まで段階的に上がってきていた消費税がついに10%になってしまいます。
様々な負担軽減措置も検討されているようですが、2%増えると、手取り400万円だとすると8万円です。豪華な国内旅行を楽しめてしまいますね。
まとめ
消費税増税、たばこ税など税金は上がる傾向で、生活への負担が大きくなっています。
その中で限られた節税対策を有効に使い、お金を国に渡すのではなく自分のほしいものを買えるようになるといいですね。