汗をかく場面で必要なデオドラント製品。
その種類は成分や効果そして形状などによって様々です。
ドラックストアの棚に並んでいるデオドラント商品を見ても、汗拭きシートや制汗スプレーが多いですが、その他にもクリームやスティックタイプのものまで色々ありますよね。
でもこの違いって分かりますか。
汗を防ぐには?ニオイを防ぐには?
この記事ではデオドラントの形状の種類ごとの特長やメリット・デメリットを紹介したいと思います。
目次
デオドラント製品の形状の種類
デオドラント製品の形状の種類には、シートタイプ、スプレータイプ、クリームタイプ、ロールオン(スティック)タイプの4つに分類されます。
ドラックストアでよく見るのはビオレやギャッツビーなどのシートタイプ、Agや8X4のスプレータイプが一般的だと思います。
シートタイプにはフェイス用、ボディ用があり、使い方としては、汗をかいた後に拭き取ってきれいにするのと同時に、さわやかな香りが含まれていたり、清涼成分を配合しているものは、暑くなった体を冷却して涼しくしてくれます。
制汗スプレーはというと、汗を吸収して皮膚をサラッとさせる乾燥材や、汗の分泌自体を抑えてくれる塩化アルミニウムが配合されているので、汗をかく前に使用します。
また、汗と混じってニオイを発生させる皮膚表面にいる菌を繁殖を抑える抗菌成分も含まれていたりします。
さらに、香りがあるので汗がでてもいいニオイでごまかしてくれます。
それ以外にも、皮膚に直接塗るクリームタイプとロールオン(スティック)タイプがあります。
それぞれの種類による特長やメリット・デメリットを以下に整理していきます。
デオドラントシートのメリットとデメリット
メリット
・汗を直接拭き取り、肌を清潔にする
・全身に使えて汗のベタつきから解放される
・メントール成分で拭いた後は爽快感あり
・汗を直接拭き取り、肌を清潔にする
デオドラントシートでは汗をかいた部位を直接拭き取るので、汗や皮膚表面の菌を取り除き、肌をきれいな状態に戻してくれます。
ニオイの原因は汗と菌が混ざることなので、このどちらも除去することでニオイの原因を排除することができます。
・全身に使えて汗のベタつきから解放される
ボディー用であれば顔から足の先まで使うことができるので、ニオイが出やすいわきの下や耳の後ろ、足の裏まで全身を清潔にすることができます。
また、肌をサラサラにしてくれるパウダーが含まれているので、拭いた後は嫌なベタつき感をなくしてくれます。
・メントール成分で拭いた後は爽快感あり
メントール成分をはじめとする清涼成分で、拭いた後はさっぱり。
炎天下でも体感温度は外気より低く感じ、暑い夏を乗り切るには必須アイテムです。
デメリット
・あくまで汗をかいた後のニオイ対策
・制汗作用は少なく、汗をかかない事前対策にはならない
・使い方によっては肌を傷つける原因に
・あくまで汗をかいた後のニオイ対策
デオドラントシートは皮膚に付着した汗や菌を拭き取るので、その他のデオドラントとは違い汗をかいた後のニオイ対策です。
運動後や、仕事終わりで飲みに行く前など、汗をかいたけどシャワーを浴びる時間はない時のにおい対策としておすすめします。
・制汗作用は少なく、汗をかかない事前対策にはならない
上にも書いた通り、あくまで汗をかいた後の事後対策なので、汗をかきたくない、汗をかいて臭わないか心配といったような人のための事前対策にはなりません。
・使い方によっては肌を傷つける原因に
デオドラントシートに含まれる成分は肌に優しいものがほとんどですが、香料や合成界面活性剤、乳化剤などの成分も含まれているので肌が弱い方でもしアレルギーがあるようであれば使用は控えましょう。
また、汚れを落としたいからと言ってゴシゴシと強く拭くのも皮膚を傷つけてしまうのでよくありません。
使用方法には注意しましょう。
デオドラントスプレーのメリットとデメリット
メリット
・体臭を抑える
・汗腺の出口を塞いで発汗を抑える
・気になる部位にピンポイント
・体臭を抑える
デオドラントスプレーが汗に反応することによって細菌の増殖を抑え、臭いを緩和することができます。
さらに香料がついているものであれば爽やかな香りでニオイをごまかします。
・汗腺の出口を塞いで発汗を抑える
制汗成分を含んだデオドラントスプレーが主流であり、汗を抑えてくれる効果があります。
これは、デオドラントスプレーの成分が汗に含まれるタンパク質に反応して凝固物を形成し、汗腺の出口を塞いでくれるので、汗が皮膚表面にでないようにしてくれるためです。
・気になる部位にピンポイントで対策
わきの下や耳の後ろなどニオイやすい部位にシュッと吹き付けるだけなので、気になるところだけにピンポイントで使用できます。
デメリット
・全身に使うと体内の熱を放出することができなくなる
・かゆみや黒ずみなどの肌トラブルのリスクあり
・全身に使うと体内の熱を放出することができなくなる
デオドラントスプレーには制汗成分も含まれているので、全身に使うと汗をかかずに、汗の機能である熱の放出ができなくなってしまいます。
それによって体内に熱がこもり、熱中症の危険もあるので、全身に使用することは避けましょう。
・かゆみや黒ずみなどの肌トラブルのリスクあり
肌が弱い人は敏感な人が使用すると、成分によってかゆみや黒ずみなどの症状がでる場合があります。
特に、デリケートな部位に使用するとそのリスクは高くなるので、使用して違和感画ある場合は控えましょう。
デオドラントクリームのメリットとデメリット
メリット
・肌への密着度が高く落ちにくい
・量が調整しやすい
・見た目はハンドクリーム。携帯しても違和感ない
・肌への密着度が高く落ちにくい
デオドラントクリームは手に取って気になる部位に塗るので、肌へしっかりに塗り込めて密着します。
汗をかいたりすると水分で流れ落ち、効果が高いものでも意味がなくなってしまいますが、しっかり密着することで流れ落ちるのを防いでくれます。
・量が調整しやすい
チューブを握って手の上に出すので、自分の目で見て量を調整できます。
目安の量もありますが、体のサイズや汗の量は個人差があるので、自分に合わせた量を調整しやすいのがメリットです。
また、しっかり対策したい日は多めに塗るなどの調整も可能です。
・見た目はハンドクリーム。携帯しても違和感ない
デオドラントクリームといってもパッケージにニオイ対策など書いてあるものは少なく、おしゃれな外観になっているので、見た目はハンドクリームと変わりません。
携帯してもしだれかに見られたとしても、「この人クサいからにおい対策してるんだ」なんて思われる心配しなくて大丈夫ですね。
デメリット
・手が汚れる
・ベタつき感がある
・手が汚れる
デオドラントクリームは手の上に適量を出してから気になる部位に塗るので、手にクリームがついてしまいます。
気にならない人が多いですが、気になる人はウェットティッシュで拭いたり、手を洗ったりする手間があります。
個人的には、手に余ったクリームは腕にも塗って、手汗対策にもなっているので問題ありません。
・ベタつき感がある
クリームには伸びがよくなるような成分も含まれているので、多少のベタつき感があります。
特に足の裏に塗ったときには気になることが多いです。
また、裸足でフローリングを歩いたときに足跡が残ったりもしますね。
デオドラントスティック(ロールオン)のメリットとデメリット
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メリット
・手を汚さず直接塗り込める
・密着度が高く効果が持続
・わきの下、
・手を汚さず直接塗り込める
クリームタイプのように一度手の上にだすことがなく、そのままニオイの気になる部位に直接塗り込めるので、手にデオドラントがつくことがありません。
手でわきの下や足の裏を触ったら手を洗わないといけない。とお困りの方にはうれしいですね。
・密着度が高く効果が持続
クリームタイプと同様で気になる部位に直接塗り込むことで肌への密着度が高く、汗で流れ落ちる心配がないので効果を長時間持続させることができます。
デメリット
・乾くのに時間がかかる
・ベタつき感がある
・乾くのに時間がかかる
液体を塗り込むので、乾くまでに時間がかかります。
なので塗ってすぐに服を着るとその部分が濡れてしまうことがあるので注意しましょう。
選ぶ際は速乾性のあるものを購入すると、時間もかからずおすすめです。
・ベタつき感がある
こちらもクリームタイプ同様で肌になじむような成分が含まれているので、多少のベタつき感があります。
わきの下に塗る分には問題ありませんが、足の裏などに塗ると気になることがあります。
まとめ
デオドラントの形状の種類ごとの特長やメリット・デメリットを紹介してきました。
シート、スプレー、クリーム、スティック(ロールオン)はそれぞれにメリットとデメリットがあります。
汗とニオイを抑えたいという人にはクリーム、スティック(ロールオン)がおすすめです。
目的に合ったデオドラントを見つけてストレスフリーな生活を手に入れましょう。
ニオイ対策におすすめのアイテムはこちらの記事もご覧ください。